【感想】トクサツガガガ 第8巻

気づかぬ間に(しかもだいぶ前)に第8巻が出ていたので今更読了!掻い摘んで感想を。

感想

第70話

私がこの話を読んで真っ先に思い出したのは、鳥獣戦隊ジェットマンでした。

レッドとブラックがホワイトを奪い合う!敵側にも元恋人がいる!ブラックが最終回で…。

子供の頃に大好きだった作品で、大人になって見直してみても、細部は色々と忘れていたけどやっぱりめちゃくちゃ面白かった。これ子供番組なんだよな?…って展開がたくさんあったけど、当時はどんな気持ちで見ていたんだろう?すごく面白かったのは覚えてる。きっと子供は子供なりに考え、そこにある「何か」を、感じ取っていたんだろう。

第71話 & 第72話

楽しそうな大人たちだな、おい。

ミヤビさんの心配事、わかる。でも社会人になったら、休日にバイトなんてことはないし、ちゃんと遊べる日はあるんだよね。今回の名言は北代さんのこれやろ。

そこまで工面して日が空けられない会社は、ブラックだから辞めろ!!

第73話

こういうのって心配になって凝りだしたら止まらないんだよねえ。しかし、今やクラウドストレージもあるわけだし、クラウドとローカルの二刀流で個人レベルのデータの消失はほぼ防げるよね。5年くらい前はよく考えていたテーマだったなあ。

第74話

シン・ゴジラ影響か、ダゴンの話が多い。そしてダミアンのめんどくさいオタクへの成長ぶりいいね!将来、懐古怪人おじさんにだけはならないように気をつけろ!

第76話

こっちのほうでやってたらこっちのほうが好きだったかもしれませんし、そっちがよかったなんてわかりませんよ。

それな。

たとえテコ入れが入っても、我々は”そういう作品”として受け入れるしかない。あっちの方が良かったとギャーギャー騒ぐのはお門違い…。それをわかった上で、もしもあのまま話が進んでいたら…のストーリーを妄想するのは楽しいんだけどね。

第77話

良いものはどんどん褒めて、評価して、お金も払う!これを各自が実行するだけで、幸せになれる人が増えるよね。不満がある時だけでなく、良いものに出会ったときはどんどん声に出すべき。

第78話

映像作品の評価には、その時代や場所での”空気”まで含まれる。

後追いで作品を見る場合は、その空気を知らなきゃいけない義務はないが、そういう空気があったらしい…ってことはわかっとかないと、リアルタイムで空気を感じた人との間には温度差が生まれるよね。逆にその空気を知っている人は、知らない人を小ばかにすべきではない。

自分の場合だと、ライブに置き換えられるかな。やっぱりバンドの評価をするには、その時その場所にいてないとわからない楽しさやかっこよさって絶対あるから。

第79話

原点だからじゃない…面白いから観る…買う…伝える…それでええんちゃうかな…

世間の評価と自分の評価にずれがある時は、こう思っときゃいいんだよね。その上で原点を知ると、自分の好きなものがどういう変化を経て今に至ったのか…を知ることができて面白い。

最後に

相変わらず、映像作品を平和に楽しく見るための心構え的なことをバンバン代弁してくれて気持ちいい。思わず、それな!って心の叫びが出るよ。今回は、特撮に限らず一般的なテーマも多かったように思います。

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