生粋の『BOSS GTシリーズ』ヘビーユーザーでありGT-1も神機として何度もライブで使用しているわけだが、一つ困っていることがある。
それは…誤操作によるルーパー起動問題だ。
目次
誤操作によるルーパー起動問題とは
なんか知らんけど勝手にルーパーが起動してることがある。何もしていないのに!何もしてないのに!
ギターソロ終わりに[CTL1]ペダルを踏んでバッキング用の音色に切り替えると…あん?なんか変な不協和音が聞こえるぞ?誰やねん変な音鳴らしてるやつ…
おれじゃねーか!
ってたまーになっちゃう。 知らないうちにルーパーが起動してひたすら自分のギターの音を繰り返し鳴らしていたのだ。バンドのみんなごめん。
ルーパーが起動した原因
ルーパーを全く使わない人はそもそも知らないと思うが、ルーパーの起動方法はこれだ。
[▲]スイッチと[CTL1]スイッチの同時踏み
これを知らないうちにやってしまっていたのだ。完全に自分の誤操作である。
ルーパーの起動後は、もう一度[CTL1]スイッチを踏むと録音が開始され、[▲]スイッチを踏むか録音上限時間の32秒に達すると、再生が始まる。[▲]スイッチと[CTL1]スイッチをもう一度同時に踏めばOFFになる。
私が犯したミスはおそらく…
ギターソロ用の音に切り替えるために[CTL1]を踏む
↓
実際は[▲]と[CTL1]を踏んでしまっていてルーパーがONに!
↓
ギターソロが終わって元の音に戻すため[CTL1]を踏むが、ルーパーが起動しているのでREC開始!
↓
時間いっぱいの32秒まで録音され自動的に再生開始
↓
地獄のSHOWTIME!
という現象が起こっていたのだと思う、たぶん。完全に罠だこれ。
GT-1はコンパクト性が売りの1つなわけだが、その代償としてスイッチの間隔がせまい。[▲]もしくは[CTL1]を踏む時に、誤って2つとも踏んでしまうなんてことはよくある。ごついブーツなんて履いてた日にゃあ目も当てられない。
ルーパーは無効にできる!
私のようにバンドで演奏しているギタリストはあまりルーパーを使わないと思う。踏み間違いを防ぐためにそもそもルーパー機能を無効にしておきたいところだが…説明書を読んでみたが無効(起動しないよう)にはできないようだ。
※2019年1月24日追記。コメント欄でのご指摘により、ルーパーを無効にできることがわかった。
『MENU→PLAY→2ページ目のUP+CTL1をOFF』
これで2つのスイッチを同時に踏んでしまってもルーパーは起動しない。全て解決。もふもふさんありがとうございました!
ルーパーを無効にしたくない場合の対策を考える
ルーパーも使いたいから無効にはしたくない…という欲張りさんのための対策案を考えてみる。
先の尖ったビジネスシューズを履いたら踏みやすいんじゃね?という案もあるが女子ウケは悪いらしいので却下。
外部ペダル([CTL2]・[CTL3])を優先的に使う
GT-1は外部ペダルを使用することで、[CTL2]・[CTL3]を追加することができる。よく使う機能はこちらに割り当てて、極力[CTL1]を使わないようにすると、ヒューマンエラーは減らせるのではないだろうか。
メンタルを鍛えて冷静にルーパーをOFFにする
人間、わかっていてもやってしまう時はある。もしルーパーが起動していることに気づいた場合は…すぐに[▲]と[CTL1]を同時に踏んでルーパーをOFFにしよう。焦ってはダメだ。冷静にな。
私も初めてライブ中にこの問題にぶち当たった時は、ルーパーの解除方法がわからずあたふたした。解除方法さえ理解しておけば、トラブルにも冷静に対処できるはずだ。
まとめ
最後にこの記事の内容をまとめると…
- 意図しないルーパー起動原因は誤操作による [▲]スイッチと[CTL1]スイッチの同時踏み。
- ルーパーは 『MENU→PLAY→2ページ目のUP+CTL1をOFF』 という設定で無効にできる。
- ルーパーを無効にしたくない場合は、[CTL1]スイッチの運用方法を考えなおす。それでもやってしまったら冷静に [▲]スイッチと[CTL1]スイッチを同時踏みしてOFFに。
たしか、MENU→PLAY→2ページ目のDWN+UPとUP+CTL1をOFFで、チューナー起動もルーパー起動も止められるそうですよ。
もふもふさん
コメントありがとうございます。
ほんとだあああ!OFFにできる!これを探してたんです。助かりました。
記事内容も間違っていたということで修正いたします。
ご指摘ありがとうございました。
先日ライブで「ルーパー起動」で大失態をやらかしてしまい解決方法を探してこのブログにたどり着きました。参考にさせていただきます!
ありがとうございます。
GT-1使ってると一度はやらかしてしまいますよね。私も苦い経験が…。
お力になれれば幸いです。