仮面ライダーカブト 第01話・第02話のワクワク度は平成ライダーNo.1だと思う

2018年6月7日から東映特撮YouTube Officialにて仮面ライダーカブトの配信が始まりました。久々に視聴しましたが、やっぱりこの導入部は最高だよ!

しかし天道の自宅のCDラジカセがaiwa製で時代を感じる。

数多くの謎を提起する導入部

見返してみて強く感じたのは、与えられるのは最低限の情報のみで多くの謎が提起されてるってことですね。風呂敷の広げ方が上手い!この風呂敷がたたまれるかは別としてな。

第01話・第02話の時点で明らかになる情報と謎を整理してみました。

隕石により荒廃した渋谷

冒頭でいきなり壊滅する渋谷。このシーンのナレーションの”ぼく”とは誰なのか?隕石以外の宇宙の落とし物とは何なのか?

この手のSF的展開は、意外とこれまでの仮面ライダーにはなかったんだよなあ。

謎の生命体ワームと対抗組織ZECT

殺した相手に擬態して人間社会に溶け込むワーム。しかも脱皮して超高速で動き回る。圧倒的恐ろしさと強さ!しかも第2話では、ベルト装着者を先回りして殺したり、知性があることを感じさせてくる。渋谷の隕石に関係があるであろうことは匂わせつつも、この時点ではその正体について説明無し。

その対抗組織であるZECTも、上層部がなんだか怪しげに描写されている。ゴローちゃんだし。

厨二病全開の超絶イケメン主人公

このマンガみたいなキャラクターを陳腐化させることなく演じきる水嶋ヒロ君のポテンシャルすごい!そして主人公なのに、この時点では謎じゃない部分の方が少ないような状態なんだけど、それがいい!なぜ彼はベルトを持っているのか?なぜ自分の運命を悟っているのか?おばあちゃん何者?その高すぎるイケメンレベルがこれらの謎の価値を何倍にも引き上げているんだよなあ。

天道以上の俺様系ライダーが今後出現することはあるのだろうか。

暗い過去を予見させるひより

改めて見て思ったけど…ひよりかわいいな。綾波レイのような絶妙な影があり「あ、コイツ絶対暗い過去があるな。」って思わせてくれる(笑)。

マスクドライダーシステムのキャストオフとクロックアップ

第1話ではキャストオフもクロックアップしないんですよね。稀に見るメカニカルなデザインのマスクドフォームが繰り出す重々しいパンチかっけえ!と思わせておいて第2話でキャストオフ&クロップアップ一気見せという展開がニクい。周囲が静止する(加賀美がぶっ飛ぶ)中での戦闘という今までにない演出に興奮したなあ。

そのマスクドライダーシステムに関しても、ZECTが作ってるはずなのになぜ天道を選んだの?そもそもゼクターって何?どこから飛んできてるの?生命体なの?とその正体は謎ばかり。

決め技が回し蹴りライダーキック

クールに決める瞬殺の回し蹴りがめちゃくちゃかっこいい。実は第1話で天道が体を鍛えるシーンでちゃんと回し蹴りの練習もしてるんですよね。

初代仮面ライダーから受け継がれる伝統芸能なのに、新鮮さを感じさせるこのライダーキックに今後の必殺技への期待も高まります。

最後に

後半になるにつれ、張りすぎた伏線を回収しなかったり、ギャグに傾倒しすぎたり、トンデモ展開が多かったり、色々とツッコミ所も多い作品だったけどそれでも好きだよ!仮面ライダーカブト!

なんてったって仮面ライダーカブト視聴を境にさば味噌が好きになりました。

https://youtu.be/94PZm2QOqq4

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