【感想】仮面ライダーアマゾンズ シーズン2【ネタばれ少なめ】

シーズン2見終わりました。

自分の信念を貫いた結果、自分自身が壊れてしまい、最悪の展開に陥る仁さん。行き場のない悲しみと怒りと狂気に満ちながらも戦う仁さんの姿は見ていられなかった…。

シーズン1ラストでマモちゃん達を守るという決断をした駆除班。いや、自然に体が動いただけなのかもしれないが。しかし、自分たちの罪は決断を先延ばしにするために何も決めなかったことだと言い切る。先延ばしにした中途半端な決断が、マモちゃんとの対立と最悪の結果(福さん…)を生んでしまう。

流石にマジか?と笑ってしまったが、アマゾンを狩るために4Cに入隊した美月。悠を殺すべきなのか…答えを探す美月だが、この二人の関係性については今一つ掴みきれなかった部分も大きい。大人になった(?)水澤悠を演じた藤田富くんはすごくかっこよかった。

アマゾンとして生まれてしまったが故の欲望に苦しむ千尋。食べたい、いけないことなんだけどそれでも食べたい、そして生きたい、という欲望。どんどん追い込まれていく彼が、特別なものを感じたイユを助けるために必死になる姿を見るのは辛かった。しかし何と言ってもイユは良かった。かなりグロい衝撃的なシーンも多かったが、血まみれ無表情美少女を神秘的に感じることができた。 

仁さんと七羽さん、駆除班とマモちゃん、悠と美月、それぞれの関係がシーズン1から大きく変化し、過酷な運命を強いられる。そして新たに登場した主人公の千翼とイユの物語。面白かったよ。しかしつらい…とにかくつらい世界だった…。

そしてシーズン2の演出で目を引くのは、シーズン1から何倍増しにもなったグロ表現。耳鼻科のシーンは最高の恐怖映像でしたね。アマゾンが服をまとっているのも、身近な人間が突然アマゾンに…って恐怖を煽って良い。

二期になった途端、物語に刺激を求め過ぎるが故に一期で構築した世界を破壊しすぎて、なんだかなあ…となる作品もよくある中、アマゾンズは適度な破壊により、続編として機能しながらも最大限の刺激を得られている気がしました。 めちゃくちゃ面白かった。

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