仲村さんの休日の私服のダサさが素晴らしいなと注目してしまいながら読んでます。印象に残った話を抜粋して感想をば。
感想
第61話 七色の飴
仲村「いやでもチャチい部分も「古き良き思い出」として処理してて、判定がヌルすぎてもはや公平な眼では観られていないいないッ…確かなことなど何もない…」
マジこれ。幼少期に見た特撮を人に勧める時マジこれ。
ガッツ星人て冷静に見てかわいい…よね?…メトロン星人の話って解説とかなしに初見でテーマ的に理解されるんだろうか…ああああああ。自身の記憶も曖昧だし思い出補正を考慮しすぎることにより、全てにおいて自信を失くしていく…。
第62話 名作『惑星O』の熱意
吉田「そのリアクションを待ってたんですよ!めっちゃもやもやするでしょ!?」
これを楽しそうに言える吉田さんめっちゃ好き。6巻でサザンクラウザーをおすすめしておきながら「フザけんなって思いますよね!!」と目を輝かせながら言うシーンと合わせてめっちゃ好き。昔の特撮作品特有のショボイ映像や荒い設定に対して「クソワロタwww」ってノリで楽しめるかどうかってすごく大事。
っていうかそれがおもしろいんやんけ!(違う)
第65話 好きの気持ちと面の下
仲村「隠してようが黙ってようが恥じてようが詳しくなかろうが、好きと思ったら好きになる権利があるんや。」
これをみんながわかっていれば平和な世の中になるんやで…オタク的にはな。とある作品を見て好きになったのでめっちゃ好き!と声を大にして言いたいが、ファン歴は短いし続編はまだ見てないし…と萎縮してしまい語り合えない…って経験が誰しもあるはず。それに対して『ええんやで』と答えてあげているのがこの話ですね。
とわかっちゃいるんだが、好きを公言している人間に知識を求めてしまう矛盾はたぶん自分の中にもあるよなあ…気をつけよ。
第66話 作品変化の巻き
吉田「誰がなんと言おうと、私の一番そばにいて、他のダゴンの連れていってくれたのは、ダゴンくんなんですよ。
これも第65話と一緒で、みんなが理解していれば平和になれるシリーズ(オタク的に)。その作品を好きになるのには、人それぞれの事情や背景がある。生まれてきた時代や幼少期の環境。むやみやたらに人が作品を好きになった気持ちを否定するべきではない。
でもね…これもやっぱり究極の矛盾。この話のオチ通り、リメイクに納得できるかは別!リメイクも感情も思い通りにいけば苦労はしねえ!!でもそのリメイクで作品を好きになる人もいるはず。(以下無限ループ)
第67話 財布なくした!
仲村「出ッ出たーッ。「忍法」ってつけたら何やっても忍者で収めようとする昔のゴリ押しスタイルーッ。」
そうそう、これが正しい昔の特撮の楽しみ方(違う)。
あと、個人的に財布なくしたのでタイムリーな話題だった…見つからない…。
まとめ
第7巻は特撮を楽しむための教科書にしようよ!って思うくらい好きで納得した話が多かった。小学校の図書館にいれよう!みんな平和な大人になるよ!(オタク的に)