『FF7』の吹奏楽コンサート『BRA★BRA FINAL FANTASY VII BRASS de BRAVO』に行ってきた!来場者参加型の楽曲と必要な準備を紹介

2018年7月15日に開催された『BRA★BRA FINAL FANTASY VII BRASS de BRAVO』の兵庫公演に行ってきました。

ファイナルファンタジーの楽曲が聴けるこのコンサートは、2015年から毎年開催されています。

そして今年は名前の通りFF7楽曲オンリー!

 

『ファイナルファンタジーVII』

それは、中学生という多感な時期の私が最も影響を受けたゲームの一つ。

クラウドにあこがれ「興味ないね」を日常で使ってみたり…

アバランチが星の生命を守るため神羅に立ち向かう姿を見て大企業の大人は汚いやつらばかりなんだと思ったり…

神の造形+ミニスカートという刺激が強すぎるティファに心奪われたり…

中二病まっさかりの青年を夢中にさせた神ゲーだった。

そんな思い入れの深すぎるFF7楽曲縛りのコンサートなんて見に行くしかないでしょ!

 

コンサートの一部では来場者も演奏での参加が可能になっており、私もステージに上がってきました。

本記事ではコンサートの様子に加え、来場者の参加が可能な楽曲や必要な準備についても紹介いたします。

BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVOとは

『BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO』はファイナルファンタジーの楽曲を“吹奏楽”で演奏するオフィシャルコンサートです。

ファイナルファンタジー楽曲の生みの親である植松伸夫さんを制作総指揮に迎え、指揮は栗田博文さん、演奏はシエナ・ウインド・オーケストラさんという豪華な顔ぶれ。

更に、来場者も一緒に演奏できる参加型企画が盛り沢山で手拍子や「ブラボー」などの声出しOKという自由に楽しめる新たなスタイルのゲーム音楽コンサートです。

私が見に行った兵庫公演の情報はこちら。

日時:7月15日(日)
会場:神戸国際会館・こくさいホール
開場:14:00
開演:15:00
料金:指定席 6,800円(税込)/ 学生シート 4,800円(税込)
主催:スクウェア・エニックス/ローソンチケット/一般社団法人ジャパン・シンフォニックウィンズ
制作:プロマックス
協力:スマイル・プリーズ/ドッグイヤー・レコーズ

FF7の思い出蘇るコンサートの様子

会場で迎えてくれたのは、楽器を持ったデフォルメキャラ。めっちゃかわいいやん。

このデフォルメキャラのキーホルダーが物販で販売されていましたが、クラウドは早速売り切れていました。

また、物販はかなりの長蛇になってたので開演時間に余裕を持って並んだほうが良さそうです。私も並んでパンフレットを購入!

 

席に着き、開演時間になると登場したのは制作総指揮の植松伸夫さんとMCの山下まみさん(マーゲイのフレンズ)

植松さんはいつもの飄々とした(笑)MCで楽しませてくれました。

爆破ミッションのイントロを「たまごくらぶひよこくらぶ」と歌いながらつくったエピソードには笑ってしまった。めっちゃしっくるくるやん。

コンサート途中で、来場者からのアンケートをネタにしたMCのコーナーがあるのですが、まさかこの日に植松さんご本人が初めて片翼の「ヒラメ・デメキン」の空耳の事を知ることになろうとは…。

FF7オンリーのセットリスト

コンサートのセットリストはこちら。

  1. オープニング~爆破ミッション
  2. FINAL FANTASY VII メインテーマ
  3. 星降る峡谷
  4. ケット・シーのテーマ
  5. FINAL FANTASYメインテーマ
  6. FINAL FANTASY VII バトルメドレー
  7. エアリスのテーマ
  8. ルーファウス歓迎式典
  9. 常に闘う者達
  10. 牧場の少年
  11. 花火に消された言葉
  12. 忍びの末裔
  13. 完全なるジェノヴァ
  14. 神の誕生
  15. 片翼の天使
  16. ティファのテーマ【アンコール】
  17. マンボ de チョコボ【アンコール】

当初はストリングス無しの吹奏楽団で演奏するファイナルファンタジー楽曲ってどうなんだろう?という懐疑の念もありましたが、そんなことを考えていた自分がアホでした。

重厚!

その重厚な音圧のシエナ・ウインドウ・オーケストラさん演奏によるFF7の“メインテーマ”では見事に広大な大地が脳内に広がりました。

ミッドガル脱出自に感じる「世界はこんなに広かったんだ。」という感覚と、重いストーリーに対する不安をが表現されたあの楽曲がが見事に演奏されていました。

 

少人数編成用にアレンジされた『牧場の少年』『花火に消された言葉』『忍びの末裔』も素晴らしかったです。

特に『花火に消された言葉』を聴いている時がそうだったんですが、素晴らしいゲーム音楽の演奏を聴いているとゲームプレイ時のことを思い出してしまって、そのまま思考がそっちへ飛んでいってしまい気がついたら曲が終わってしまっていることがあるんですよね。

ティファがくると思ってたら普通にエアリスと観覧車に乗ることになり、ティファに対して罪悪感を感じつつも悪い気はしていなかったことを思い出したり。

ハッと我に返り「聴かなきゃ!」となりますが、素晴らしい演奏だからこそ思い出してしまうのだとも思います。

 

そしてテンション上がったのがジェノヴァ~セフィロス戦のラスボス曲3連発!

躍動する指揮の栗田さんに合わせて、脳内ではスーパーノヴァの光景が広がっていました。

なんだよ…太陽系を破壊するレベルの隕石なんてクラウド達がどうにかできるレベルじゃ…あ、全然耐えたわ。

パンフレットにはインタビュー記事や『片翼の天使』の楽譜が掲載

物販にてパンフレットを購入したのですが、これがまた中々のページ数と文字数で充実した内容になっています。

表紙はミッドガル。
ミッドガルが表紙のパンフレット

オーケストラやゲーム制作者の方々へのインタビューが充実しています。
オーケストラやゲーム制作者のインタビューが掲載されたパンフレット

そして最後には貴重な資料となりそうな『片翼の天使』の吹奏楽アレンジの楽譜が!
『片翼の天使』の楽譜が掲載されたパンフレット

来場者が参加できるのは3箇所

来場者も参加できるポイントが3つありましたので、それぞれの内容と必要な準備を紹介します。

ボディーパーカッションで参加できる『ケット・シーのテーマ』

『ケット・シーのテーマ』では,ケット・シーに扮した(?)パーカッショニストの方がその場でボディーパーカッションを指南してくださいます。

観客は客席から手や足を叩いて演奏に参加します。

事前準備は特に必要ありません。

要はステージ上で手や足を叩いているパーカッショニストの方のマネをその場ですればいいだけなのですが、慣れてくるとなかなかトリッキーなリズムを繰り出してきます(笑)。しっかりついていきましょう!

リコーダーでブラスバンドと合奏できる『FINAL FANTASYメインテーマ』

『FINAL FANTASYメインテーマ』では客席からリコーダーで演奏に参加することができます。

その際、植松さんもリコーダーでの演奏に加わるのですが、植松さんやプロの吹奏楽団の方と合奏できる機会なんてめったにないですよ!

歴史ある楽曲をファンや植松さん含めた多くの人で演奏する様子はなかなか胸熱です。

参加するには、リコーダーを持参する必要があります。また、公式サイト楽譜が公開されているので練習していきましょう。

ステージに上がって楽器を演奏できる『マンボ de チョコボ』

アンコールの『マンボ de チョコボ』では、なんと来場者もステージにあがることができます。もちろん私も参加してきました。

広いホールのステージに立つという非日常の経験ができます。本当にオーケストラの皆さんの直ぐ横に立つことができます。

この楽曲時のみ写真撮影がOK!ということでステージ上から撮影。

私もバンドで様々なステージに立ってきましたが、こんな大きなホールにたるのは初めてです。

そしてステージ正面からの写真を見ると…めちゃくちゃ人が多いです(笑)。

参加するには楽器を持参する必要があります。(ただし電子楽器はダメなようです。)

また、公式サイト楽譜が公開されているので練習していく必要があります。

楽器が弾けない、または持っていないという方でも、パンフレットを買えば小さいマラカスやタンバリン等の簡単な打楽器をもらえるので、それを持ってステージに上がり演奏に参加することもできます。

最後に

FF7好きにはたまらないコンサートでした。この日はFF7の事が頭から離れません。早くリメイク発売されないかなー。

ボディーパーカッションやリコーダー、マラカス等の簡単な楽器でも参加できるよう考えられていますので、楽器ができないという人でもぜひ恥ずかしがらずに参加して楽しんで欲しいです!

既に2018年のコンサートの様子を収録したCDも発売されているようですね。

BRA★BRA FINAL FANTASY VII BRASS de BRAVO with Siena Wind Orchestra
植松 伸夫
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