ギター用ワイヤレスイヤモニをXV-U2とGT-1000のPHONES端子で安価に構築してみた

こちらのツイートの解説です。

ギタリストにとって、ステージの中音(モニター環境)を上手に作るという作業は、ライブ活動を行っている限り一生つきまとう課題だと思います。特に楽器の数が多いバンドでは、中音が飽和して自分の音を見失ったり、ボーカルの邪魔にならないようアンプの音量を極端に下げざるを得なかったり、苦労することも多いのはないでしょうか。

そこで、バンドメンバーに影響を与えることなくモニター音量を調整できるイヤモニを導入できないかと常々考えていたのですが、GT-1000の導入をきっかけに安価で手軽な方法を思いついたので試してみました。

※2018/10/04 追記

現在はこちらのシステムは使用していません。JTSのSIEM-2を使った仕組みに移行しました。

詳しくは下記の記事をごらんください。

ワイヤレス・イヤモニのススメ【ギタリスト編】

概要

以下の物を使用しました。

  • BOSS GT-1000
  • Xvive XV-U2
  • 各種変換プラグ

こんなイメージ!

Xvive XV-U2は、本来ギターからエフェクター(又はアンプ)へワイヤレス送信するためのシステムですが、今回はエフェクターからイヤフォンへ送信するために使用しています。本格的なワイヤレスイヤモニを導入するより、圧倒的にコンパクトで安価だと思います。

GT-1000の設定

MAIN OUTPUT端子は、シールドでJC-120のリターンに接続する一般的な方法で利用しました。

XV-U2を接続するPHONES端子にはSUB OUTPUTの音が出力されるよう設定します。これでMAIN OUTPUTとは別のOUTPUT SELECTや音量を設定することができるようになります。

SUB OUTPUTのOUTPUT SELECTには『LINE/PHONES』を設定しておきます。

変換プラグでGT-1000→XV-U2→イヤフォンを繋ぐ

XV-U2の送信側を刺すGT-1000のPHONE端子はステレオですが、XV-U2の端子はモノラルなので変換プラグをかませます。

こんな感じ。

※ステレオディレイ等を使用しないなら、変換プラグを使用せずにそのままXV-U2をPHONES端子に刺せばいいんじゃないか?と思うかもしれませんが…下記の理由によりステレオ端子(メス)にモノラル端子(オス)をぶちこむのはよろしくないようです。念の為きちんと変換プラグを使用しましょう。

モノラルイヤホンの2端子ジャックはステレオ機器に挿した瞬間、R端子とGNDが短絡して最悪ステレオ機器を破壊します。(もっとも機器側に安全装置は付いていると思いますが)

ステレオ→モノラル化プラグの製作

一方、受信側でもXV-U2のモノラル標準プラグ(オス)とイヤフォンのステレオミニプラグ(オス)を接続してあげなければなりません。オスとオス、しかも大きさの違う端子を一発で変換できるプラグはなかなか見つからなかったので、2種類の変換プラグをかませています。

こんな感じ。

これで、GT-1000からイヤフォンまでの音の通り道が完成しました!受信側のXV-U2はズボンの後ろポケットに入れ、イヤフォンのケーブルは見えるとカッコ悪いので、上着の中(背中側)を通して見えにくいように装着します。

まとめ

このシステムで実際にライブをした感想ですが、レイテンシー等を感じることなくめちゃくちゃ使えます。ただ、自分の音がはっきり聴こえるだけに、ミストーンまでモロに聴こえて動揺します(笑)。

一つのミスで一気に緊張が高まってそこからガタガタになってしまうなんてこともありますしね。普段のスタジオ練習からイヤモニを使って慣れておいた方が良いかも。

あとは、音量が少し小さくなるのでピッタリ耳に収まるカナル型のイヤフォンを使った方がよいかと思います。

私はGT-1000を利用していますが、複数端子への同時出力ができる最近のシステムなら同じことは可能だと思います。ちなみに、GT-1やGT-100ではOUTPUTとPHONESへの同時出力はできません。

1 COMMENT

HIRO

突然の質問で申し訳ありません。
私もこの方法を試してみたいのですが
XV-U2のワイヤレスイヤモニ方法でイヤホンから出でる音は左右両方とも聞こえましたか?

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